
公務員就職試験と民間企業就職試験との違いは、公務員試験が筆記試験のウエイトが重いのに対して、民間企業は比較的面接等を重視している点です。
公務員試験の場合、一次の筆記試験は専門的な問題が多く、受験しようと思ったら早い時期から備える必要があります。予備校に通う学生もいます。かつて、バブルが崩壊した頃には、経済が停滞し民間企業の採用人数が大幅に減ったために、公務員に就職を絞る学生が大幅に増えました。そのため、100倍近い倍率になる職種もありました。
ところが、日本経済が冷え込み減収となる企業が増えると、当然ながら税収が減ってしまいます。税収が減ると自治体は財政難になり、次年度から新卒採用を行わなかったり採用人数を少なくします。つまり、景気が悪くなると、民間企業だけでなく公務員も就職しずらくなるというわけです。
では、民間企業はどうかというと、バブル崩壊以前までは当然就職率も良かったわけです。しかし、1990年の半ばごろにバブルがはじけて以降は、高校生の就職活動も大学生の就職活動も、共に悪化傾向が続いています。経済が大きく回復すれば就職率も改善するでしょうが、当分の間、そうした気運にはないということです。
大学生の就職活動でいえば、就職協定の廃止によって、ひとりの学生がたくさんの企業を受けることが可能になったことで、競争が激化したといえるでしょう。とくに、大手企業への就職希望者が増え、採用枠をはるかに超えた激戦が予想されます。
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