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求人と募集

かつて、日本の企業は、さほど知識のない新卒の学生たちをたくさん募集し、企業内で育てながら戦力として鍛えていったものです。およそ、学生というのは一般知識は備えていても、企業で戦力として使えるほどの知識や技術は持ち合わせていませんでした。以前はそれでもよかったのでしょう。経済が右肩上がりで成長し、多くの企業が順調に利益を上げていましたから。

たとえば、新卒で企業に就職して、夏と冬には多額のボーナスを貰っていました。ほとんど戦力とはならず、勉強期間中といってよいような社員が、年間の賞与だけで100万円を越す多額のボーナスを貰っていたのです。そして、入社して10年もすれば、マイホームを購入できたのです。

バブル期であれば、土地の高騰と右肩上がりの経済成長を考慮し、若いうちに頭金さえつくれれば、あとはボーナス払いを組み込んで住宅ローンが組めましたから。まぁ、そうして、ボーナスをあてにして住宅ローンを組んだ人たちが、今は返済に苦慮しているわけです。均等払いにすればよかったとか、思っていることでしょう。

ところが、最近の企業の求人は、以前とは異なってきています。つまり、なんにもできない新卒より、何かができる人材を募集したいと思っているのです。たとえば、TOEICで何点以上であるとか、パソコンのスキルを要求してきたりします。

アメリカや欧米は昔からそうですね。大学は出たがなんにもできない、では困るわけです。大学を卒業したあなたは、わが社にとっていったいどのような利益をもたらすことができますか?そういうことです。また、こうした自信があれば、多いに自分をPRすることができ、面接でも臆することなく堂々と応対することができるわけです。

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